東寺:大師堂・鐘桜

大師堂=西院御影堂『国宝:室町時代』
西院は伽藍の西北部にあり、弘法大師の住房で、大師の念持仏不動明王像(秘仏)が安置され不動堂ともよばれていました。康暦元年(1379)焼失しましたが、その翌年には再建され、さらに十年後の明徳元年(1390)には北側に、国宝・大師像を拝するための礼堂と廊を加え現在の姿となりました。
堂内には不動明王と大師像が祀られ、弘法大師信仰の中心となっている御堂です。入母屋造りの礼堂、切妻の中門、ゆるやかな勾配の総檜皮茸の屋根がその優美さを際立たせています。
鐘桜
御影堂の前で毎朝東寺の開門を告げてきた鐘は、「足利尊氏寄進の鐘」と伝えられてきましたが、そのことは『東宝記』の記事によって裏付けられます。それは貞和四年(1348)十月七日完成し、現在に及んでいますが鋳造以来すでに650年も経ち傷みがひどくなり宝物館に保管することになりました。それに代わって今回新しい鐘を鋳造しました。以前の鐘とまったく同じ形に造られています。

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