西本願寺:経蔵



Copy Right(C) 2001-ALL TonkatsuIchiban All Rights Reserved.
経蔵
経蔵は「一切経(大蔵経)」を納めたもので、内部には書棚をもった八角形の堂が在ります。この堂が回転する構造となっていることから「転輪蔵」と呼ばれています。本願寺の経蔵は天海の開版による一切経で函数六百六十五、六千三百二十三巻を蔵します。
 江戸幕府から良如上人の時購入れされ、慶安元年(1648)に江戸から到着しました。その後寂如上人の時にいたって経蔵の建立が計画され、延宝六年(1678)に完成。さらに寂如上人染筆による「転輪蔵」の扁額が掲げられています。大工は伊豆守宗俊。方五間一尺七寸・棟高六間二尺・軒二間一尺五寸・二重屋根で、屋上には古鏡千枚をもって造ったという銀宝珠をおく。正面に書棚の発案者とされる梁の居士、傅大士の像、その左右に二童子及び八天像を安置しています。これらの像は渡辺康雲の作ですが、寂如上人が自らその彫刻に当たられたとも伝えられています。なお、内壁に貼られた腰陶板は、肥前(佐賀県)伊万里の有田焼柿右衛門系の陶工によるもので、柿右衛門系としては最も初期の作で、二種類の龍を描いたものとなっています。